日本に一時帰国しています。成田空港で検疫を受け、東横インで3日間の強制隔離中です。



目の前には滑走路があります。この滑走路は使われていないのか、飛行機の音は全く聞こえません。

ホテルでの隔離生活は暇です。ネットするか寝るか食べるかしかすることがありません。


飛行機のチケットは東京オリンピックで大混雑するだろうということを見越し、昨年9月には取っていました。コロナは1年もあれば落ち着いているだろうという予想は完全に外れました。

飛行機のスケジュールがころころ変わり、これまでに3度もキャンセルされて取り直しに。5月に最後にキャンセルされたときは航空会社から直接電話があり、言われるままにスケジュールやルートの変更を受け入れました。

しかし航空会社が新たに割り当ててくれたチケットが大変でした。サンフランシスコ空港での乗り継ぎ時間が30分しかありません。次の飛行機の搭乗開始時間が過ぎてから、前の飛行機が到着するという強行軍。飛行機を降りたら速足でターミナルを渡り歩きました。次の飛行機は私以外は既に搭乗済みでした。

もし最初の飛行機が遅延していたら間に合わないスケジュールでした。航空会社が自分で手配するのですから、もっと考えてほしかったところです。

成田空港は東京オリンピックモード。日本が誇る任天堂のキャラクターたちが出迎えてくれました。到着後は空港内で待機し、書類のチェックを受け、指定のアプリをスマホにインストール。検査を受け、3時間ほどで結果が出てバスに乗せられホテルに移動しました。

空港からホテルまではネパール人の職員たち5～6人が誘導してくれました。恐らく外国人技能実習生なのでしょう。日本語は割と話せて、英語は話せないようでした。

実習生たちはしっかり対応してくれました。しかし途中で上司と思われる日本人の男性が現れ、高圧的に指示を出しているのが気になりました。あまり外国人に見てほしくない日本の恥を見てしまいました。

日本人上司がおかしな指示を出したとき、実習生の一人が反論しましたが、日本人上司は実習生の話を聞こうともせず、怒鳴って一蹴し、そのおかしな指示に実習生たちが従っていました。

アメリカの場合、上司が部下を高圧的に扱っている様子は、少なくとも客としては表面上見ることはありません。やるとしても裏でやっているでしょう。客に高圧的な店員や職員ってのはいますが…。